彼女たちの事情　　　新津きよみ　　NHK出版

１７人の彼女たちの事情の短編集です。

いろいろな事情を持つ女たちの話です。　ちょっとミステリーでホラーでサイコです。

女にはいろいろな事情があるんです。

この人が描く女って　怖いんです。



最後に愛を見たのは　　　夏樹静子　　講談社

離婚して一人で子どもを育てている家庭を　単身家庭というらしい。

単身家庭同士の子どもが仲良くなり　その親同士も付き合うようになっていく。

父子家庭で　交際中の女性が死亡する、事故か事件か？

昔の事件にもさかのぼり　いろいろなことが明らかになってくる。

子どもを守るために　親たちがつくうそが　事件を混乱させていく。

最後に愛を見たのは　一体いつだったのだろう・・・

砂の殺意　　夏樹静子　角川文庫

表題作ほか７篇を収録した短編集

平凡な日常の中に潜み　誰もが遭遇する可能性のある事件をテーマにしています。

すべて女性が主人公で　その心理を描いています。

これら作品は　昭和４６年から４８年にかけてかかれたもので　作者の初期のものだそうです。

愛する人のために犯人を追い詰めるもの、逆にかばうもの　女心がよく描かれています。

青い風景画　　二木悦子　　講談社文庫

表題作他４編の短編集です。

殺人事件を警察ではなく　一般の人がトリックを見破り解決する　と言う形になっています。

この人の作品は　読んだような気がするのですが　どうも覚えていません。

ちょっと興味がわいたので　探してみようかと思います。

匿名容疑者　　新津きよみ　　徳間書店

心理サスペンスです。

それは　匿名容疑者と名乗る　ある未解決事件の容疑者からの手紙で始まる。

推理小説家のもとに　ノンフィクションの原稿が届き　それに興味を持った秘書の女性が事件を調べていく。

捜査に協力する一方　自分とのかかわりが明らかになっていく。

ちょっとした恋模様も盛り込まれていて　読みやすい作品でした。

またこの人の作品を　探して読もうと思います。

今日のトレーニング

ステップエクササイズ６０分　ラン３０分　筋トレ　６種類１セット